人生を変えるマインドマップ読書評

書名: Seven Powers

著者:アレックス・ロビラ

翻訳:田内志文

あ〜私は本当に素晴らしい本にまためぐり合うことができ、本当にうれしく思っているのです。今回の本は繁栄し栄華を誇っていた王国が、王子の誕生にうかれて隙を作っているときに、闇の帝王ヌルから王子と聖剣を奪われ、若い騎士が奪還の旅の中で多くの試練の中から、望むべき姿を得るためにはどうすればよいかを学び、それを取り戻す物語、作者は小説家では無く、経営コンサルタントであることにこの本の秘密がある。この著者、前回はGood Luckという本でミリオンセラーになっているアレックス・ロビラである。この本はどこの本屋でも、一番いい場所に置かれていた本で、本が好きな人であれば、みなが知っている本である。前著のGood Luck はかなり素晴らしい本であったので、今回はそれを超えることは難しいであろうと半分期待をしていなかったが、前回以上に感動を得たのである。何がすごいかと言うと、この本の中には、成功哲学がふんだんにちりばめられているのであるが、その伝え方が、なんともいえず絶妙なのである。人によって理解出来る人とそうでない人に分かれるであろう。この本をただの物語と思って読んでしまうと肝心なエッセンスを見落としてしまうことになる。作者は、あきらかに、望むべき目標を得るためには、どういうアプローチをすればいいのかを、読者に伝えたかったのであろうという事を私は強く感じさせられた。また読み返すごとに、お〜ここは、こういう意味であったのかと新しい発見がある。読者が自身が独自にこの本の秘密を解き明かさねばならない。話の中で、襲ってくる恐怖のドラゴンは、人が感じる恐怖心にたとえている。不可能の谷は、目的を持っていても、人が陥る自信の喪失であろう、霊薬を守るスカルは人生で出会う誘惑であろう。まさにこれは人生で遭遇する試練に対してどのように向き合ってゆくかの指南書といえよう。ただ単なる、物語ではない。とにかく読み直すことにより、隠れていた成功法則を見つけ出すことが出来る。マインドマップを見てもらえれば、何かを感じてもらえるかも知れない。

改めて書き留めておきたい事を以下に知るしたい。


[王から主人公の騎士への助言]

-決してあきらめずに夢を持ち続ける。挑戦なくして成功無し。
-出来ないという気持ちが闇の王(王子と聖剣を奪ったヌル)の力となる。
-出来ると信じるのだ、自分の積んだ努力を信じ敬意を払うのだ。



[王国の魔術師マンルスからの助言]

-運命は、決まっていない。用意されていない。決めるのはおまえ自身、見たいなら自分で作ってしまえ。

-手に届きそうな現実を見るのではなく更に先を見ろ

-生きると言う事は死に向かっていると言う事である。時間という素晴らしい贈り物を無駄にしてはいけない。

-目の前の試練に向かうという事は、人生を生かすということだ

- 人生とは与えられたチャンスのことである。

- この旅の向こうに何があるかが問題では無い。おまえがどう歩んでゆくかが問題なのである。(これって解釈の事だよね)

-目的にそれる誘惑には触れない、本当にすべき事に力を注ぐのだ。(これはアンソニーロビンズのいう焦点と同じ)




[最後に王が息子に与えた帝王道]

- 力は人を支配するものではない、人に良きものを与え、尽くすためのあるのである。時には、あえて危険を冒しなさい、そして夢を分かち合いなさい。

- いくつものちがった才能が集まってこそ繁栄があるのである。

- 王国の繁栄は互いに支えあい、学びあい、助けあってこと成し遂げられる。

- 最も大切なのは愛生み出す協調の力だ、信頼し協力し合えば、どんなものにも負けぬ力が生まれる。

この著者はかなり、成功哲学を研究していることをうかがわせるところがある。ビクツル・フランクルやガンジー、セネカ、アインシュタインなど、とてつもない結果を出した人の言葉をいろんな場面で使っている。こうした成功哲学を物語の中で学べるという新しいアプローチを我々に与えてくれた。人生を充実して生きるための指南書でもある。

 

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